展覧会 EXHIBITIONS
吉田喜彦陶展
展覧会詳細
会期
2021年2月15日(月) ~ 20日(土)
作家の言葉
いきいきした作品が 作りたい
静かで大らかなものが 作りたい
温かく豊かな作品が 作りたい
創りたかったのは これですと 言ってみたい
この頃 見続けている夢です
吉田喜彦
主催者よりご挨拶
2018年初冬以来、3年ぶりに吉田喜彦先生の最新作による個展を開催いたします。
世界中が未曽有の試練に耐えるなか、吉田先生は淡々と作陶に向き合う時間を過ごされ、奥行きの深いお人柄は、益々自然に、かつ濃厚に作品に反映されているものと感じます。
今回のラインナップでは1点1点が、かの俳聖芭蕉のごとき「わび」「さび」をもう一歩乗り越えた「軽み」に似た印象を観るもの手に取るものに与えることかと想像します。
次代の古典となるべき資質にあふれた今回の最新作の数々を、ぜひ、会場にてご高覧くださいますよう、ご案内を申し上げます。
ギャラリーこちゅうきょ
略歴
吉田喜彦
1936年 | 宇都宮市に生まれる |
---|---|
1956年 | 荒川豊蔵の内弟子となる |
1969年 | 独立し、個展を作品発表の場とする |
1981年~ | ギャラリー華(東京)にて個展、そのつど作品集刊行する |
1995年~ | 壺中居にて個展 |
2014年 | 「陶芸家・吉田喜彦」展(世田谷美術館) |
2015年 | 「吉田喜彦とうつくしいものたち」展(岐阜県現代陶芸美術館) |
2016年 | 「益子と美濃を結ぶ陶芸家・吉田喜彦」展(益子陶芸美術館) |
作品収蔵
東京国立近代美術館、栃木県立美術館、岐阜県現代陶芸美術館、世田谷美術館
ヴィクトリア&アルバート美術館、ギメ東洋美術館、ダラス美術館、
キャンベラ・ナショナルギャラリー 等